知っておこう！外構工事におけるフェンスの基礎ブロック3種 | 三重県いなべ市・桑名市で駐車場などのエクステリア・外構工事業者は新和土建

こんにちは！三重県いなべ市の本社を中心に、三重県及び近郊において土木工事・外構工事などを行っている有限会社新和土建です。
外構工事の構造物は、繊細さやデザイン性など技術力を要する工事も多いため、難しいと言われることがあります。
フェンスの基礎ブロックは、一見簡単そうに見えますが以外に奥が深く、ブロックの種類ごとに特徴があるのです。
今回は外構工事におけるフェンスの基礎ブロック3種をご紹介します。

独立基礎ブロック

独立基礎ブロックは、柱を埋め込むコンクリート製のブロックであり、支柱の設置予定位置に単独で設ける基礎のことです。
地面からフェンスの設置が可能なため、隣家との目隠しや通行人の目線の高さだけなど、状況に応じて設置できます。
支柱は土の圧力のみで支えるため、風圧を受けるフェンスの設置は注意が必要です。
また、元々田畑など土壌の柔らかい現場では、土の中に基礎が沈んだり傾いたりすることもあります。

沓石（束石）

沓石は建物の床下で木の柱を支える部材であり、最近はウッドデッキに使用されることもあります。
コンクリート製の沓石は地面に半分以上を埋め、金具やボルトなどで固定するだけです。
そのため、ウッドデッキなど上からの荷重には十分対応できますが、横から風圧のかかるフェンスにはあまり向きません。
また、現場の土壌によっては、モルタルやコンクリートを流し込み、沓石が沈まないように地盤を固める工程が必要です。

ブロック基礎

ブロック基礎はコンクリートブロックを積み上げた後、フェンスを設置する一般的によく採用される方法です。
フェンスの基礎は単にブロックを積み上げる訳ではありません。
基礎部分は砕石を敷いて転圧した地盤に鉄筋を組み、ブロックベースというコンクリートの基礎をつくります。
積み上げたブロックには鉄筋が通っているため強度があり、安定性に優れているのです。
ブロックは一般的な灰色のほかに、凹凸や模様・着色などの化粧ブロックもあります。

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