業界未経験者向け！基礎工事の目的と種類をカンタン解説！ | 三重県いなべ市・桑名市で駐車場などのエクステリア・外構工事業者は新和土建

こんにちは！三重県いなべ市の本社を中心に、桑名市・三重県近郊の土木工事・外構工事をメインに手掛ける有限会社新和土建です。
建設工事には重要な工事が多数ありますが、建物の建設に不可欠な工事といえば基礎工事になります。
基礎工事は建物の完成時には、ほとんどの部分が見えなくなりますが、建物の安定をもたらす工事です。
今回は業界未経験の方へ基礎工事の目的と種類をご紹介します。

基礎工事の目的

基礎工事は、建物の荷重など垂直の力や地震・風などの水平の力を地盤に伝え、地表の湿気や降雨時の水から建物を守る目的があります。
日本は地震も多く軟弱な地盤も多いため、構造物を安定させるには地盤と建物の条件に適した土台づくりが重要です。
建物の耐震性を高めるには、基礎と建物を一体化する必要があり、基礎自体が堅牢でなければなりません。
また、基礎工事に使用するコンクリートは圧縮力には強いですが、引張力・せん断力に弱い側面があります。
そのため、基礎工事はコンクリートの弱点を補う鉄筋を用いることで、頑丈な構造物を形成しているのです。

基礎工事の種類

基礎工事には、いくつかの種類があり、柔らかく軟弱な地盤に用いる杭基礎、固くしっかりした地盤に用いる直接基礎があります。
杭基礎には硬い地盤まで杭を打つ支持杭と、杭を凹凸形状にして杭周面の摩擦抵抗で支持する摩擦杭があります。
直接基盤にはベタ基礎・布基礎・独立基礎があり、最近は耐震性や地盤沈下を防止するためベタ基礎が一般化しているのです。
ベタ基礎は地盤全体に基礎工事を行う方法であり、建物全体を面で支えるため安定性があります。
布基礎は逆T型の断面を持つ基礎であり、基礎の内側は土が露出しているため、湿気対策が必要な基礎です。
独立基礎は、それぞれの位置に単独で設ける基礎であり、外構工事のフェンスの基礎やデッキなどの柱にも採用されます。

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