安全性を確保する法面工事とは？3種の工事を徹底解説！ | 三重県いなべ市・桑名市で駐車場などのエクステリア・外構工事業者は新和土建

こんにちは！三重県いなべ市に拠点を構え、北勢地方・三重県近郊の土木工事や基礎工事など建設業を営む有限会社新和土建です。
山間地の住宅開発や道路・鉄道などの工事には、法面の崩壊などを防ぐため法面工事を行い家屋や車両の安全を確保します。
法面工事は人工の傾斜面や自然斜面の崩壊・落石のない状態を維持するため、保護・強化して安定化を図っているのです。
今回は安全性を確保する3種類の法面工事をご紹介します。

構造物工

構造物工とはモルタル・コンクリートなどを使用して法面の保護と強化を実現します。
吹付法枠工は型枠にコンクリートを打設する工事で、モルタル吹付工は型枠を使用せず直接モルタルを吹き付ける工事です。
凹凸の多い斜面でも地山に密着させることができ、多くの法面に採用されています。
法面は表面だけでなく地中の深い部分も防御しなければなりません。
そのため、アンカーを地中の深くまで挿入し、安全を守り維持する必要があるのです。

植生工

法面を植物で覆うことで、雨風による浸食を防ぎ風化を抑える工事です。
工事は植物の趣旨や肥料、水などを練り混ぜ吹付・散布する方法や、苗木を植えて植物を繁殖させる方法があります。
草木が法面に根を張ることで降雨時の土砂崩れが起こりにくくなり、景観や自然環境の保護、温暖化対策にも有効です。
植生工には、さまざまな工法があり、土質・地質、自然景観や周辺環境、気候、施工時期などから最適な工法を選択します。

法面排水工

法面排水工は、法面が崩壊する原因となる地表水や浸食水を排除する工事であり、表面排水工と地下排水工があります。
表面排水工は法面の降雨を排除し、隣接する集水地・沢に集まる雨水を盛土外へ排除する工事です。
地下排水工は盛土内に浸透してくる水を排除し、基礎の安定性を図ります。
法面の盛土に含まれた水分を排除する法面排水工は、台風やゲリラ豪雨などの発生、被害が多発する日本において重要な工事です。

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