重機の取り扱いを教えます～プロに聞くシリーズ～ | 三重県いなべ市・桑名市で駐車場などのエクステリア・外構工事業者は新和土建

こんにちは！四日市市を含む三重県などの関西一円の各地で土木工事・エクステリア工事を中心に施工を請け負っています、有限会社新和土建です。

重機の取り扱いがうまくいかないという声をよく聞きます。
そこで今回は、重機の取り扱いを教えます～プロに聞くシリーズ～というテーマを取り上げることにしました。

重機のメンテナンスとは

重機のメンテナンスに必須な作業のひとつが、「グリスアップ」です。
重機を適切に稼働させるためには、潤滑した状態が必要になります。
工事現場で外気に晒されながら作業を行っているうちに、重機のコンディションもだんだんと悪くなっていきます。
そんなときに行うのが、「グリスアップ」というわけです。

グリスアップのコツ

続いて、「グリスアップ」のコツについてお話ししましょう。

グリスガンについて

「グリスアップ」には、専用の「グリスガン」を使用します。
ニップルと呼ばれる給脂部分に「グリスガン」を差し込んで、高圧のグリスを送り込みます。
操作を誤ったり、パイプやネジに緩みがあったりすると、高圧のグリスが飛び散ってとても危険です。
操作に十分に気を付けるのはもちろんのこと、保護メガネおよび革製の手袋を着用して作業を行うようにしましょう。

脱脂について

脱脂とは、可動部の油汚れを落とすことです。
汚れているからといって、すべての油を落とすのは危険です。
というのも金属部に油脂を染み込ませることで、潤滑状態を保っている場合もあるからです。
必ず指定箇所のみ脱脂するようにしましょう。
また脱脂の際に、よかれと思ってパーツクリーナーや溶剤などを使い過ぎないようにしましょう。
拭き取り過ぎて、潤滑不足になる可能性があります。

グリスを混ぜるのはNG

残っているグリスを新しいグリスに混ぜるのはやめましょう。
製品によってグリスの成分も様々です。
混ぜてしまうことによって、固まる、分離するなどの想定外の事態が起こることも。
また一見して大丈夫なようでも、性能が落ちることもあるので、グリスを混ぜるのは避けるべきです。

ここまで、重機の取り扱いを教えます～プロに聞くシリーズ～についてご紹介しました。
メンテナンスのお役に立てば、幸いです。

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最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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